「ゲームに思えない」ゲームでプロモーション。ゲーミフィケーション活用法
ゲームで培われた技術が、今ではさまざまな分野に応用されていることをご存知の方も多いかと思います。
たとえば緻密でリアルな表現を可能にする3DCG、現実のような仮想空間を体験できるVRはわかりやすい例です。そればかりではありません。今では、位置情報ゲームが運動のモチベーションを高めたり、お店ごっこをシミュレーションして計算学習をしたり、あるいはゲームのユーザビリティを商品に応用したりと、さまざまな領域で活用する例が生まれています。
これらの試みはゲーミフィケーションとして、2010年ごろから認識されるようになってきました。今回は、そんなゲーミフィケーションをビジネスで活用してもらいたい理由をご説明します。
ゲームに興味のない人の身近にもあるゲーミフィケーション
当然ではありますが、すべての人がゲーム好きということはありません。たとえば筆者の場合、初見のゲームだとしても、ルールを覚えたり、操作マニュアルを読み込んだりして、ゲームを楽しむための行動を起こします。しかし、ゲームにそこまで興味がない人は、操作方法はわからないまま、ストーリーにも興味が湧かないなど、そのゲームの何が面白いのかがわからないという状態になるわけです。
これはゲームをするための敷居が高いともいえるでしょう。しかし、そんなゲームに興味がない人たちも、実は「ゲームに思えない」ゲームを活用したゲーミフィケーションを身近な生活の中で体験しているはずです。
●チャットシステムに見るアドベンチャーゲーム要素
冒頭でもふれたように、ゲームデザイン、つまりゲームで培われた技術や仕組みは、今ではさまざまな分野に応用されています。
ひとつ例を挙げると、企業や自治体のサイトでよく見かける「Q&A」や「お問い合わせ」、「カスタマーセンター」の類があります。
普通はeメールの投稿フォームが表示されたり、直接問い合わせるための電話番号が記載されたり、あるいはチェックシートなどが準備されています。
ただ、メールを書くのは苦手、直接電話をするのも嫌、という人もいるかもしれません。チェックシートもあまり長すぎると途中で投げ出す人もいそうです。
何かユーザーフレンドリーな仕組みがないものか、というところから生まれたのが、キャラクターによるチャットシステムです。
企業や自治体のキャッチーなキャッチ―なキャラクターが現れ、会話をしながら自分が求める情報を知ることができるサービスです。利用したことがある方も多いのではないでしょうか
この会話というのが、実はアドベンチャーゲームの構造になっています。ゲームに詳しい人であれば、「言われてみれば確かに」と、思い当たることでしょう。もちろん利用者は特にそういうことを意識することなく、サービスの提供を受けているわけです。
HIKEの取り組み
HIKEはゲーム作りや開発支援で蓄積したノウハウから、ゲーミフィケーションをプロモーションに活用することをオススメしています。そのひとつが「X Amplifyプレイアブル広告」です。
「X Amplify プレイアブル広告」とは、ゲーミフィケーションとプレイアブル・コンテンツをコアとしたX(旧Twitter)プロモーションのことで、簡単に言えば、ゲームを用いたX上でのプロモーションです。
※X広告初!Amplifyプレイアブル広告とはーー?
詳しくはリンク先の記事を参照していただくとして、ここではそういったプレイアブル広告のゲームを制作する際、HIKEが心掛けていることを紹介します。
●通常のゲームとは異なる目的
プレイアブル広告は通常のゲームとは目的が異なります。ゲームとしての面白さがあるに越したことはありませんが、それが最優先ではありません。クライアントがユーザーに訴求したいことを、ゲームを通じて伝える・体験させることがプレイアブル広告の目的です。
●リーズナブルかつ短納期
作り込む規模によりますが内製の開発体制によるリーズナブルな制作費用、プロモーションのタイミングを逃さないために短納期での納品を実現します。
●PR性を盛り込む
コンテンツにはゲーム性はもちろん、ビジネスのターゲットユーザーに向け、販売促進やサービス理解促進に繋げるPR性も盛り込みます。
さらに、クリアした後の達成感、他ユーザーとの競争・交流、プレイすることで得られる特典など、広告を目にしたユーザーがつい遊んでしまうような設計と仕掛けを考えることも重要です。その点は、HIKEのゲーム開発チームにお任せください。ユーザー心理に寄り添ったコンテンツをご提案いたします。
※HIKEのゲーム開発スタジオ「Novus」
※エンタメコンテンツのチューニング集団「猿楽庁」
最後に
いかがでしたでしょうか。一見、ゲームに関係ない企画や案件でも、ゲーム制作のノウハウを活かし、ゲームデザインを取り入れることで、新しい効果が生まれます。
もしかするとお客様のビジネスシーンにおいても、意外な活用方法があるかもしれません。今回の記事ではご紹介できておりませんが、事例もございますので、ぜひお気軽に下記よりご相談ください。
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