HIKEグラフィックブランド Trigonoとは?
今回は当社HIKE(ハイク)が展開するグラフィックブランド「Trigono」(トリゴノ)をご紹介します。
HIKEはCREST、キュービスト、SANETTY Produceの3社が合併し、今年2023年2月に生まれた会社ですが、それとほぼ同時に誕生したのが、グラフィック制作部門のブランドTrigonoです。
HIKEの前身となる会社のひとつ、キュービストにグラフィック部門がありました。キュービストは2022年8月に同じくグラフィック事業を手掛けていたカラフル社・Panda Graphics社を統合しており、HIKE設立を機に、各グラフィック部門を集約させる事業として、Trigonoが立ち上がったのです。
ロゴとブランド名に込めた3社の想い
一言でグラフィックといってもさまざまな種類があり、キュービスト・カラフル・Panda Graphicsの3社いずれにもそれぞれ持ち味がありました。それを統合するということから、ブランド名としてギリシャ語で「三角形」を意味する「Trigono」を用い、3社の力を合わせて事業を発展していこという想いが込められています。
そしてロゴにある3色は、すべての色を作るために必要な「三原色」を表現しており、3社の「色」が交わることで、ありとあらゆるグラフィックを創り上げていく、という決意を表しています。
ちなみに統合前の3社の特徴を簡単に振り返ると、キュービストはディレクターが企画のマネージメントをするシステムを得意としていました。クライアントの要望に応えられるクオリティの高いイラストレーターと多くのコネクションをもち、当時は3,000人以上のイラストレーターをアサインしていました。
カラフルはそれと反対に、社内にイラストレーターを抱え、チームによる分業制を敷いていました。品質が安定するうえ、量産にも対応しやすく、各工程単位での受注も可能。アニメ制作を想像してもらえるとわかりやすいでしょう。
Panda Graphicsは早い段階からクラウドソーシングサービスを活用した展開を行っていました。イラストレーターや2Dアニメーター、3DCGクリエイターなど幅広い人材を抱え、品質をコントロールする技術に長けています。
個々の実績は十分とはいえ、実はそれぞれ得意技が異なる3社にとって、2022年8月の統合から2023年2月まではいわば助走期間。Trigonoとして生まれ変わったことで、体制が充実し、今後はより相乗効果を生み出していきます。ここからは、Trigonoにどのようなことができるのか、その特徴などを簡単にご紹介していきましょう。
国内最大級の制作体制
Trigonoの特徴として、まずシンプルにご理解していただけるのはグラフィック業界でも有力な3社が一つになり、その強みを結集させたことで、質量ともに圧倒的な制作体制が生まれたことではないでしょうか。
内製チームだけでも国内外合わせて約60名が所属。高レアリティが得意な国内クリエイターや、線画から彩色の大量生産に対応できる海外クリエイターが在籍し、コストメリットの高い提案が可能です。
また、アートディレクションをマネージメンチするチームには国内外合わせて約20名が所属。アートディレクターの監修により、安定的かつ高品質のイラストを提供することができます。
そして外部の提携イラストレーターはなんと1万名以上。社内審査を経た国内外の有名絵師を含むイラストレーターをアサインすることができるのです。
もちろん数が多ければいいというものでもありません。Trigonoは単にイラストを請負って制作するのではなく、デザイン提案やクオリティラインを一緒に考えていくところから対応致します。
そしていざ制作がスタートすれば、その案件に即して徹底的なクオリティ管理に努め、品質を担保。修正に伴うやり取りはエネルギーも使いますし、何かとストレスの元ですが、その負担をできるだけ軽減できます。
また、IP案件では、画風や特徴を徹底的に研究し、似せて描くことに細部までこだわり、チェックの負担を削減します。さらには、Spine・Live2Dといった2Dアニメーション、3D案件も対応可能です。イラスト制作に開発初期から携わっているからこそできる、プラスワンのサービスです。
最新テックでグラフィックのあらゆる課題を解決
こうした考えられたブランドコンセプトは、内部クリエイターの高い技術力と、IP理解力×外部の著名イラストレーター×AIなどの最新テックの掛け合わせ。その結果がさまざまな形のグラフィックとなり、クライアントのグラフィックにおけるあらゆる課題を解決するというわけです。
アウトプットの一例としては、
・コンセプトアート
・キャラクターデザイン
・背景
・ゲーム内アセット(スチルイラスト/モブキャラ/エネミー/アイテム/衣装デザイン)
・プロモーションイラスト(メインビジュアル/グッズ用イラスト/応援イラスト)
・電子書籍(マンガの着彩やWebtoon)
……などなど。テイストも厚塗りからセルルック、マンガといったあらゆる要望に対応可能です。最近では、VTuberのキャラクターデザインや広告やグッズ用のイラストなど、ゲーム以外のエンタメコンテンツのイラストも引き合いが多くなっています。
おしまいに
さて、いかがでしたでしょうか。
まだスタートしたばかりのTrigonoですが、その魅力の一端でもわかっていただければ幸いです。もっとTrigonoについて知りたいという方がいらっしゃれば、こちらの実績紹介もぜひご覧ください。
https://trigono.jp/works/index.html
また、最新ニュースとして、Trigonoが制作協力する『怒れる獅子と身代わり花嫁』がマンガサービス「comico」の2023年上期新作ランキングにおいて第1位を獲得。それはこちらの記事をご参照ください。
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sales@hike.inc