イベント・ライブグッズとアーティストグッズ。その効果と重要性
アーティストやクリエイターとファンを繋ぐ音楽レーベル「Re;Q」(レック)。音楽制作だけにとどまらず、多様なコンテンツの企画・制作、さらには音楽出版やイベント、マネジメントに至るまで、あらゆる音楽事業にトータルで対応できることは、以前にこちらの記事でご覧いただいたとおりです。
今回はRe;Qを運営するHIKEのクロスメディア事業におけるイベント・ライブグッズやアーティストグッズ制作についてご紹介します。
グッズの売上でイベントやライブの成功が決まる
新型コロナウイルス感染症が5類感染症へ移行したことにより、イベント等の行動制限がほぼ解除されて、さまざまなイベントやライブが盛り上がりを見せるようになりました。
そうしたイベントの盛り上げに一役も二役も買っているのが、いわゆる「グッズ」です。アーティストのファンクラブで発売されている限定グッズ、イベントやライブの物販で発売されるアイテム――。ファンが欲しくなるグッズの制作に試行錯誤しているファンクラブ運営担当者やイベント主催者も多いのではないでしょうか。というのも、グッズの成功なくしてはイベントやライブも成功しないとまで言われるほど、その重要性は増しているからです。
■理由その① 収益性
グッズが重要な理由はいくつかありますが、やはりひとつはグッズの売上による収益でしょう。ファンの「アーティストを応援したい」という気持ちがグッズ購入に繋がり、アーティストの活動を支えてくれます。
少し古い記事になりますが、ぴあ株式会社の「ライブグッズに関する調査結果を発表」によると、首都圏のライブ・エンタテインメント参加者のうち、グッズ購入者は 37.3%、グッズ購入者の年間グッズ購入費は1人当たり平均 22,386 円という結果が出ています。
参考:ライブ・エンタテインメント参加者の年間チケット費+グッズ購入費は8万円超! ~「ライブグッズ」に関する調査結果を発表~
■理由その② 体験の価値向上
グッズがあることで、よりイベントやライブの盛り上あがりを期待できます。よくあるものとしてはペンライトやタオル。これらのグッズはライブ中に使用し、参加者自らも演出の一部として参加することができます。グッズがアーティストとのさらなる一体感を高め、満足度を高めてくれるのです。
■理由その③ ファンの口コミ
ライブグッズやイベントグッズは、そのライブやイベントに参加したことを記念するものでもあります。そのグッズを見るたびにライブでの感動を思い出し、またライブに行きたいと思ってくれることでしょう。SNSでも購入したグッズを画像付きで紹介する投稿が見られます。そうした口コミがさらなる購入意欲を高め、次回以降のイベント・ライブ、さらに通販の売上につながることが期待できます。
提案力の高さがHIKEの強み
しかし、グッズであれば何でもいいというわけではありません。そこにはファンの気持ちや心理を理解し、いわゆるツボを押さえたグッズを提供する必要があることは言うまでもないでしょう。
グッズの作成から販売・管理までを一括して行うHIKEは、提案の際に以下のことを大切にしています。
・企画内容に沿っているか
・IPやキャラクターの特徴を活かせているか
・ストーリーに沿っているか
・アーティストの意向を満たしているか
・楽曲の世界観に合っているか
・イベント、ライブ中そして公演後でファンに活用してもらえるか
・流行をリサーチし、時代に合ったグッズであるか
……などなど、さまざまな視点からグッズの可能性を探り、その選択肢を広げていきます。
もちろん、これらの選択肢だけでは、まだ十分とは言えません。そのグッズがファンにとって魅力的であるという裏付け、さらには価格や特性を踏まえた、商品としての価値の裏付けが必要になります。
それを判断するためには、ファンの年代・属性などから何が求められているかリサーチすることはもちろん、その属性に沿った価格設定が重要です。さらには、会場販売するにあたり、お客様1人あたりの販売時間を設定し、よりスムーズな販売を心がけてより多くのグッズを販売できるような配慮も必要になります。
HIKEでは、こうしたマーケティングや販売の観点も含め、諸々の条件を踏まえて総合的に判断し、最終的な提案をさせていただいております。
実績紹介
最後に、HIKEのイベント・ライブおよびアーティストグッズ制作に関わる実績を一部ご紹介いたします。
■ピノキオピー ワンマンライブ「MIMIC」
2023年7月29日にKT Zepp Yokohamaで開催されたボカロPのピノキオピーによるワンマンライブ「MIMIC」(ミミック)におけるグッズ制作。
■「WHITE ALBUM2 学園祭 2023 〜reunion〜」
2023年12月16日(土)にニューピアホールにて開催された、株式会社アクアプラスのライブイベント「WHITE ALBUM2 学園祭 2023 〜reunion〜」におけるグッズ制作。
いかがでしたでしょうか。今回はHIKEのグッズ制作についてご紹介しました。グッズ制作でお悩みの方がいらっしゃいましたら、ぜひ下記までお気軽にお問い合わせください。