企画からリリースまでHIKEが一貫サポート。「ゲーム開発パッケージ」
ひと口にゲーム開発といっても、さまざまな業務があります。ゲームの企画に始まり、デザイン、イラスト、シナリオ、サウンド等の制作、終盤ではデバッグやチューニングという作業も忘れてはなりません。
HIKEでもこれまでそういった各種の開発業務をさまざまな部門がサポートしてきました。今回ご紹介するHIKEの「ゲーム開発パッケージ」は、一つのタイトルの「ゲーム企画からリリースまで」を、文字どおりトータルでサポートするサービスとなります。
高騰する1タイトルあたりの開発費
サービスの詳細を説明する前に、少しゲーム業界の状況を見てみましょう。
数年前からよく言われているのは、モバイルゲームを中心に、ゲーム開発の企画が減少傾向にあるということです。
理由としては、ゲーム品質の維持や向上が難しくなってきたことがあります。激しい競争の中で運用開始から3ヶ月程度で採算分岐を超えられず、その後に運営を続けてもより状況が悪化するリスクを踏まえて、早々にサービス終了するケースも見られます。
こうした状況の中、メーカーとしては開発本数を減らしてでもサービス継続をしやすいタイトルを重視するようになります。よくいえば少数精鋭ですが、これはこれで簡単なことではなく、品質を上げるために1タイトル当たりの開発費が高騰してしまう現状があるのです。
ちなみにSensor Towerのストアインテリジェンスの「2023年上半期日本のモバイルゲーム市場の概要」によると、収益およびダウンロード数の成長量でいずれもトップに経ったのは中国企業のタイトルでした(※1)。また、中国企業のAAAタイトルでは開発費用が100億円を超えているケースもあり、日本勢は、勢いがありかつ資金豊かな中国メーカーと対抗しなければならない状況にあると言えます。
※1:参照
Sensor Tower「2023年上半期日本のモバイルゲーム収益トップは〜」
開発全体の「面」をパートナー的にサポート
これまでHIKEではイラスト制作、ゲームデバッグやチューニングなどでゲームメーカーや開発会社をサポートしてきましたが、特にゲームチューニングはリリース間近での関与となるため、改修作業にも限界があります。限られた資金の中でより高い品質を保持するためにも、プレイユーザーを想定した親和性の高いゲーム設計が重要になってきます。
より品質を向上させるHIKEなりのサポート方法があるのではないか。
そうしたところから生まれたのが、「ゲーム開発パッケージ」。つまり、これまでのように「点」で接するのではなく、開発全体の「面」に関わることでした。本パッケージでは企画からリリースまでの一貫したサポート業務を、HIKEがパートナー的なポジションで担当します。
発注社は1社(HIKE)に各業務をまとめて発注することで、担当者の複数会社に対応する手間を省略できます。HIKEとしては企画段階から関わることで、ゲーム理解度を高めてより効果的なサポートを提供。ゲーム企画の方向性に沿った各クリエイティブ制作を実施しやすい環境を構築します。
開発サイドが発信する「よりユーザーが楽しい」「遊びたい」と思えるゲーム開発――。それをサポートするのがHIKEの「ゲーム開発パッケージ」なのです。
ゲーム開発でHIKEに相談してほしいこと
最後にHIKEが具体的に可能な各開発業務を一部参考実績も含めてご案内します。
■ゲーム企画支援
・企画の立ち上げ、コンセプト作り(動画を含む)
■シナリオ
・シナリオ制作/設定やシナリオの監修作業など
■アセット
・キャラクターイラスト/背景/武器・防具・アイテム制作(2D/3D)
・モーション(Live2D/Spineなど)制作
・ゲーム内カットインアニメーション作りなど
■デバッグ/チューニング
・実機のゲームをプレイすることでのエラー検出
・よりゲーム性を向上させるチューニング作業
猿楽庁について
■楽曲制作
・ゲーム内BGMなど
■開発支援ツールの作成
・IPものゲームの場合、原作(コミック)などの資料化
・特定キャラのシーンやセリフなどを検索システムなど
そのほか、各パート制作における実績については以下をご覧ください。
以上、今回はHIKEの「ゲーム開発パッケージ」のご紹介でした。
ご関心がございましたら、お気軽に下記よりお問い合わせください。