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ゲームを活用したプロモーション〜ゲーム内広告〜

今回はゲームを活用したプロモーションについてのお話です。

ひと口に「ゲームを活用したプロモーション」といっても、いろいろな手段があります。スマホ画面の下などに表示されるバナー広告は、ゲームに限らず多くのアプリで見かけますが、ほかにもゲームを通じていろいろな広告を展開することができるのです。ゲームと親和性の高い商材を持ちながら、残念ながらあまりゲーム業界には縁がなくて、という担当者さんは必見です。


バナー広告


Webサイトやアプリの画面上に表示されるバナー広告はもっとも一般的なものです。商品やサービスのターゲットをきちんと把握していさえすれば、それに応じた広告を配信できるため、アプリなどには効果的といえるでしょう。

ただ、極端な言い方をすると、ユーザーにとってはなくてもかまわないものです。むしろ、それで画面の一部が隠れるといったデメリットもあるため、逆にユーザーのストレスとなる可能性があるのも事実。特にゲームでは批判の対象になりやすいため、あまり使われていませんが、利用する際はユーザーの心理も考慮し、見せる工夫が必要になってきます。

動画リワード広告


成果報酬型の広告のひとつに、動画を用いたリワード広告というものがあります。これはゲーム内にあらかじめメニューとして広告動画が組み込まれており、それを視聴したユーザーにゲーム内通貨やアイテム、各種ポイントなどを付与するというシステムです。

この方法だと視聴はユーザーの任意でできますし、何よりユーザーにもメリットがあるため、バナー広告などに比べると抵抗感が少なく、効果は大きいといわれています。

また、アプリ内のコンテンツと組み合わせることで、どういった形で掲載するか、非常に自由度が高く、場合によってはユーザへのサプライズとして使うなど、工夫次第でコンテンツそのものも充実させる効果があります。

たまにゲームの流れのなかで強制的に動画を挟んでくるものもありますが、この場合は時間を短くしたり、任意でキャンセルできるようにするなどの配慮が必要でしょう。

海外ではかなり主流になってきており、上記の点さえ注意すれば、今後は日本でも増えてくると予想されます。

ゲーム内広告


広い意味では、バナーも動画リワード広告もゲーム内広告の一種ではありますが、狭い意味でのゲーム内広告といえば、ゲームの作中で表示される広告のことを指しています。

アクションゲームやPPGなどのフィールド上に、屋外広告のように宣伝をするものがもっともわかりやすい例でしょう。画面を占有することなく、世界観を壊さないようにして、ユーザーに自然に認知をさせることができるのが最大のメリットで、ゲームの離脱率の抑制にも有効です。日本ではセガの「龍が如く」シリーズが実際の店舗をゲーム中に再現して話題になったことがあるほか、スポーツゲームなどでも実在のブランドなどを再現した例があります。

注意したいのは、ゲーム内の一部に組み込まれるわけですから、ゲームメーカーとの綿密な調整が必要で、通常の広告より手間がかかることでしょう。また、既存の世界観を壊すような広告になってしまった場合、ユーザーの強い反感を招く危険もあります。ただ、成功すれば、ユーザーの満足度を下げるどころか、大いに評価されることもありますし、以前に比べるとユーザーのゲーム内広告に対する理解も高まってきていますから、むしろバナー広告よりはリスクが少ないともいえるでしょう。

どちらにしてもゲームを活用するプロモーションにおいては、いかにゲームの世界観を壊さず、自然な形で溶けこませるか、その見せ方が問われるところにはなるでしょう。

いかがでしたでしょうか。新型コロナウイルスの感染拡大がいまだ治まらず、外出自粛が相変わらず続いているなか、リアルな屋外広告は減少傾向にあるといいます。その一方で、ゲームの利用時間は増加傾向にあり、ゲームを活用するプロモーションがますます期待されています。

HIKEではそんな企業様とゲームメーカー様の橋渡し、さらにはプロモーション全体の企画や制作もお手伝いすることが可能です。

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