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より効果的なコーポレートサイトとは?制作会社を選ぶ際のポイント

“いったい何をしている企業なのかをわかりやすく伝える”

コーポレートサイトの目的はそこに尽きます。つまり企業の多方面にわたる基本情報を集約し、その企業に関心を持つ人たちに向けて、それぞれのニーズに合わせた情報を提供するということです。

更に、コーポレートサイトにはもう一つの大きな役割があります。それは企業イメージを伝えること。一般に「ブランディング」と呼ばれるものです。ユーザーに受け取ってほしい企業のイメージ、それを掲載する情報や表現によって伝え、ユーザーの共感や信頼を高めるという役割もあるのです。

多くの企業では、サイト制作をアウトソーシングすることが一般的です。外部リソースを使ってより効果的なコーポレートサイトを実現するために、発注担当者はどのような点に注意して依頼すればよいのでしょうか。長らくサイト制作に携わり、数々の実績を誇る当社HIKEのDX(デジタルトランスフォーメーション)チームの経験をもとに解説させていただきます。

サイトの種類


企業が運営するサイトにはいくつか種類があります。コーポレートサイトは企業の基本情報を集約するものですが、目的やターゲットに合わせてサイトを独立させることが多いです。

●コーポレートサイト

企業の基本情報を集約したサイトで、主に以下のように構成されます。
企業情報 / ニュースリリース / 製品・サービス紹介 / IR情報 / 採⽤情報 / CSR・ESG / その他(よくあるご質問/資料ダウンロード/お問い合わせフォーム/プライバシーポリシー・著作権・免責事項など)

●求人サイト

採⽤情報に特化したサイトで、企業の求人情報や労働環境、社員へのインタビューなどを掲載し、求職者に企業の魅力を訴求します。求める人材に合わせたデザイン性が重要になります。

●toC系のサイト

個人顧客に特化したサイトで、製品やサービスのプロモーションサイト、それらを販売するECサイトなどがあります。使い勝手が悪いサイトではユーザーが定着しないため、UI/UX(視認性や操作性)、そして信頼・安心感が重要になります。

●toB系のサイト

法人顧客に特化したサービスサイトやビジネスサイトです。信頼性が重要で、顧客が求める情報を的確に正しく伝えること、企業のビジョンが明確に伝わることが必要となります。
ベンチャー系やクリエイティブ系の企業サイトなどは、最新の技術を取り入れたものや、デザイン性の優れたものが好まれる傾向にあります。

●その他

ブランド訴求に特化したブランディングサイト、自社で運営する独自のオウンドメディア、企業の社会貢献活動などをまとめたCSRサイトなどがあります。

目的とターゲット別に個別のサイトを制作するか、コーポレートサイトにすべて集約するか、担当者の方だけでは判断が難しいことがあります。HIKEでは担当者の方の考えやサイト制作の目的などをヒアリングして、最適なサイト構成を提案させていただきます。

発注・制作におけるチェックポイント


サイト制作の発注検討時、および発注後の制作進行時に考慮すべきポイントを説明いたします。

●目的・ターゲットの設定

サイトの目的やメインとなるユーザーを設定し、それに合わせた必要な情報を取捨選択します。基本的なことで割愛されがちですが、ここを省略すると完成したサイトは一貫性が失われてしまいます。

●デザイン

色味、形、フォント、サイズ感など、サイト全体の統一感を確認します。基本的にはデザイナーに一任するケースが多いですが、設定した目的・ターゲットに適したデザインになっているかは重要なポイントです。

●UI/UX

視認性や操作感について、ユーザー視点で実際に操作して確認します。視線がスムーズに流れない、直感的に操作できないなど、結果を伝えて問題を解決してもらいます。

●分析・マーケティング

サイトオープン後は、サイト利用の効果測定が大切です。制作と分析どちらも対応できる制作会社に任せる方が効率はよく、本来マーケティングの知見がないと効果的なサイトは作れません。SEO・SEMなども同様です。

●技術力

WEBの知識がないと、制作実績などで技術力を推し量るのは困難です。サイトのイメージや実現したいことを具体的にまとめてリスト化し、対応可否を制作会社に事前確認しておきます。

●コスト

コストは発注判断において重要な要素です。ただし、コストだけではなく、期待されるサイトの効果、アフターフォロー、今後のビジョンなども含めて、総合的に判断することが大切です。

●運用・アフターフォロー

サイトは長期に渡って運用を続けるのが基本です。初期コストを抑えることを重視して、運用コストを考慮し忘れるケースもよくあります。制作会社に支払うコストだけではなく、運用に必要な社内コストも事前に把握しておきます。そのうえでコストが削減できるプランを制作会社に提案してもらいます。緊急対応の可否なども確認しておくと安心です。

最後に


●HIKEのコーポレートサイト制作フロー

最後に、HIKEのコーポレートサイト制作について、どのようなフローでご依頼をいただいているのか簡単にご紹介します。以下はサイトリニューアルの例です。

①ヒヤリング・状況分析
要件ヒヤリング後に、現況分析・利用状況・競合分析を主に行います。データベースサービスや分析ツールを活用して得た、客観的なデータを提示します。

②ペルソナ
要件に適したペルソナ(想定ユーザー)を例示します。ペルソナの予測行動からサイトに対するニーズを具体的かつ詳細化します。

③PC/SPサイト現状分析
デザイン、UI/UX、ページ構成を含む、リニューアルの方向性を提示します。

④リニューアル内容提案
上記①〜③を元にゴール(KPI)を設定。ゴールに向かうための最適なリニューアル方法を提案します。

⑤見積もり
最適な提案内容での見積、予算感に合わせた内容での見積など、ご要望に合わせて見積を提示します。

⑥スケジュール
①〜⑤を踏まえて無理・無駄のない制作スケジュールをご提案します。

⑦追加提案
広告集客、ブログ運用、多言語対応、企業マスコット制作など、サイト効果の向上が見込まれる追加施策をご提案します。

今回は、より効果的なコーポレートサイト制作を実現するためのポイント、およびHIKEの体制について紹介させていただきました。コーポレートサイトを閲覧するユーザーは、掲載されている情報だけでなく、サイトのデザインや品質にも関心を持ち、企業を評価する判断材料にしています。コーポレートサイトが企業価値を高める手段の一つであることは間違いありません。

コーポレートサイトの新規制作、リニューアルをお考えでしたら、ぜひ当社に一度ご相談ください。参考事例もございます。御社に最適なご提案をさせていただきす。

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